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イタコモータースポーツパークのレンタルカート体験レポート

イタコモータースポーツパークのレンタルカート体験レポート

イタコモータースポーツパークをレンタルカートで走ってきました。

いろいろなカートコースでレンタルカートに乗ったことがありますが、今回のイタコモータースポーツパークでのレンタルカートの体験は素晴らしいものでした。

実際に走ったばかりの興奮冷めやらぬうちに、コースを走った感想や攻略のアイディアなど紹介したいと思います。

目次

イタコモータースポーツパークをレンタルカートで走ってきました

この記事では、イタコモータースポーツパークのレンタルカートについていろいろ紹介しますが、いきなり走ったところからレポートします。

さあ、ヘルメットをかぶり長いピットロードを通ってコースに向かいます。

長いピットロードからコースに向かうところ

全くはじめてのコースなので、無理せずエンジンやタイヤを温めながら、コースを確認していきます。

走りはじめて、なんかカートの雰囲気が違うような気がしてきます。

レンタルカートというと、ビレル製のレンタルカート専用設計のカートが多いのですが、このマシンは様子が違います。

そういえば、「レーシングカートのフレームなので結構速いです」ってアドバイスされたような…

コーナーを1つずつクリアするごとにそのダイレクトな挙動に、急に緊張してきます。

胸騒ぎがして、お腹の底から何かがこみ上げてくるような…、そんな久しぶりの緊張感でした。

これはちゃんと乗らないといけないような気がしてきます。

イタコモータースポーツパークはこんなコース

さて、イタコのコースはこんなコースです。

イタコモータースポーツパーク コース図
出典:イタコモータースポーツパーク – JAF公認カート専用サーキット

メインストレートを走ると緩やかな左コーナーの第1コーナー、そして直角に近い第2コーナー。
第2コーナーを立ち上がると最高速度が出るバックストレート。

長いバックストレートを駆け抜けると、ストレートの反対方向へと180度回り込む第1ヘアピン。

第1ヘアピンからは右、左とリズミカルなS字コーナーが続きます。

左に曲がりながらブレーキを踏んで、右回りの小さいコーナー第2ヘアピンを周りながら次の右コーナーに進入して立ち上がっていきます。

短い直線から最終セクションに入ります。

ゆるい右コーナーから左に回るタイトなSEVコーナー。そして、最終コーナーを加速しながら立ち上がって1周です。

アップダウンこそほぼありませんが、全長700mの変化に富んだテクニカルなコース。

攻略する醍醐味があるコースです。

イタコモータースポーツパーク攻略のアイディア

ぼくが試みたり考えた攻略方法ですが…

第1コーナーはなるべくイン側を走る。内側の白線や縁石を踏むくらいでも大丈夫。

第1コーナーの進入

第2コーナーの進入は無理せず旋回スピードをあげ、立ち上がりのスピードを重視してバックストレートのスピードを稼ぎます。

バックストレートエンドはブレーキングのポイントがつかみにくいです。

レーシングカートのブレーキングポイント付近は路面が荒れていて、カートが跳ねてブレーキが効かないんじゃないかという恐怖があって、ぼくは最後の数周までなかなか奥まで突っ込めませんでした。

ですが、レーシングカートほどはスピードが出ていないのと、カートの特性やセッティングだと思いますが第1ヘアピンは思っているよりも高いスピードで旋回できてしまうので、荒れた路面が終わるあたりのブレーキでも大丈夫そうな気がします。

ぼくが今回乗ったカートは、第2コーナー、第1ヘアピンの旋回、第1ヘアピンのあとの左右に曲がるS字コーナーはとても気持ちいいものでした。

カートの特性がそのあたりのコーナーの速度域に合ってて、そこに合わせてセットアップされているような感じです。

タイムアップの決め手はインフィールド区間の攻略が必須

さて、問題はインフィールドの区間です。

ぼくは、ここは全く攻略できませんでした。

第2ヘアピン入口のブレーキのポイントも、コーナーの回り方も、脱出ラインも…

お手上げです。

第2ヘアピンの立ち上がり

久しぶりに乗って、右も左も肋骨周辺の脇腹と、腰骨の周りが若干痛いのですが、

特に左の肋骨が痛むのは、この右旋回のコーナーで何度も失敗して、急激な挙動を出してしまったためです。

左回りのコースなので、通常は右側のほうが負担がかかるのですが、この右コーナーの難易度の高さによるものです。

それだけ攻略のしがいのあるコーナーです。

普通はそんなに無理に攻め込まなければ肋骨や腰骨が痛くなることはありません!

ストレートスピードを伸ばす最終セクションと体重移動

最終セクションも難しいです。

右に曲がりながら、左の小さいコーナー、SEVコーナーに進入します。

レンタルカートでは、スピードを落としてしまうと回復するのに時間がかかってしまうので、ここは無理せずストレートスピードが出るように早めにアクセルオンできるように走ればよさそうです。

SEVコーナーから最終コーナーへ

インフィールドの右コーナーと、この左コーナーは、レンタルカートだと車速が遅すぎて後ろのタイヤが持ち上がらず曲がりにくくなるので、身体を使って意図的に体重移動で内側の後輪の荷重を減らすのが効果的なはずです。

ぼくは、帰りのクルマの中で思い出しましたが、今回走ったときにはそこまで思い出すことができませんでした。

速いドライバーって遅いマシンに乗っても、そのマシンの速いところを見つけて体重移動だけで、驚くほど速く走らせてしまうんですよ。

この体重移動がいまよりちょっとでも上手くできると、ぼくでも42秒台に入れられるのかもしれません。

とっておきのタイムアタックの秘策

そして、最後にとっておきの秘策です。

これはタイムアタックの常識なのですが…

タイムアタックするときは、最終コーナーの1つ前のコーナーから外側を走って計測開始ラインをいかに速いスピードで抜けてタイムを稼ぐかがポイントです。

そして、1周回って最終コーナーから計測ラインまでは車速が落ちない範囲で最短距離を走ること。

ぼくは最後1回だけ試すことができましたが、力及ばず42秒台に入れることはできず、43秒056でした。

惜しい!

レンタルカートでのラップタイム

でも「最後盛り上げてくれるんですから!」ってコースの方にコメントしてもらえて、チャレンジしたかいがありました。

ぼくの当日朝の体重は、67.7kgでした。身長は178cmです。

イタコモータースポーツパークのレンタルカートの料金

イタコモータースポーツパークのレンタルカートの料金ですが、とても手頃な値段でレーシングカートのフレームを使ったレンタルカートに乗れます。

  • 5分 1回 1,500円
  • 10分 1回 2,500円
  • 10分 × 3回(回数券) 6,000円

1時間フリーパス 8,000円というのもあるようですが、こちらは要予約となっています。

「10分 × 3回 合計30分は走りっぱなしですか?」と聞いたところ、

「さすがにそれはありません(キツイので)、都度チェッカーフラッグを振ります」とのことでした。

「ぼくが迷っていたら、後払いでもいいですよ!」と言っていただいて、走ってから1回にするか、2回にするか、3回にするか決めることになりました。

でも、実際続けて走るのはとても無理でしたし、レンタルカートさえ何年かぶりのぼくには2回が限界でした。

料金設定って決めるのが本当に難しいものなのですが、本当に絶妙な料金設定。

受付のときにも「結構速いので…」とおっしゃっていましたが、実際かなり速いレンタルカートでしかも手頃な料金設定に大満足です。

イタコモータースポーツパークのレンタルカートの営業時間

手軽に乗れるイタコモータースポーツパークのレンタルカートですが、いつでも乗れるわけではありません。

レンタルカートの営業時間は、次の時間に限られています。

  • 12:00~13:00
  • 16:30~日没まで

ぼくは12:00〜13:00の時間帯で乗せていただきました。

受付にも時間がかかるので、30分くらい前に受付を済ませると余裕を持って乗ることができると思います。

申し込み用紙の記入や、ヘルメットを借りる場合はサイズ合わせも事前に行います。

ぼくはレンタルカートの経験があるので、乗車説明やコース説明はありませんでしたが、全くはじめての場合には、その説明の時間も必要になると思います。

着用品の購入やレンタルも受付のときに行います。

ぼくはグローブだけは自分のを持っていきましたが、ヘルメットはコースのものをお借りしました。

ヘルメットを借りる場合、現在はフェイスマスクの着用が必要でフェイスマスク代は500円でした。

まとめ

久しぶりのレンタルカートでの走行になりましたが、今回のイタコモータースポーツパークでのレンタルカートの体験、これからレーシングカートに復帰を目指すぼくにとっては素晴らしいものでした。

本格的なレーシングカートのフレームを使用したレンタルカートが体験できるコースは限られていますし、とても手頃な料金設定も魅力です。

親切で感じのよいスタッフさんたちのおかげで良い1日になりました。丁寧なご対応に感謝しています。ありがとうございました。

またレンタルカートでも走りたいですが、もしかすると次はレーシングカートで走れるかもしれません。

イタコモータースポーツパークのサイトはこちらです。

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